今日は、連休中一番忙しい日でした。
連休前の自宅デートでNパパが話していた実話です。
Nパパは元県職員で、退職間際、県税事務所にいたらしい。その関係で、国税との交流もあったらしい。
国税は、脱税摘発ノルマがあるそう。調査の基準は一件につき100万以上の追徴課税できるか。
ここで、「目立つことをすると、脱税(悪事)がバレる」と言いましたが、この事例では、脱税社長がブランド物自慢もキャバで豪遊もしていない点が、何とも痛い。
税務署職員が、そこに目を付けた理由、それは申告額より店が流行ってそう、だったんですよ。税務署の直感は恐ろしいです。
職種は衣料品の小売です。お手柄職員は地道に店に張り込んで、客足から入荷の状況まで見張ったそうです。
仕入れ先には売上の記録が残っており、「調べられれば、速攻でバレます」。
巨額なので、社長は刑事で起訴されて、前科がついたらしい。ただし、執行猶予がついた。ちゃんと税金払ったから。日大の元理事長もそうでしたね~。金で懲役逃れらるなら、脱税もハイリターン、ミドルリスクだね(ただし、儲けたお金を着実に貯めないとね)。
これを立証した税務署職員は、そこの所長にまで出世したらしい。
これは悪事が露見して、悪人に正しい報いが下り、きちんと仕事をした公務員がきちんと評価されたハッピーエンドですが、私の犯罪者彼氏みたいな人もいるからなぁ。
担当刑事も検事も出世したそうですよ。。。正義を追求した先には、自己の幸せがあるとは限らない、ということか。。。
正直、主犯の税理士と虚偽告訴した元従業員には地獄に落ちて欲しいですが、因果応報は自動的には起こらないですしねぇ。。。不正をしてもバレなきゃ平気という腐った考えで自滅するのを願うばかりですね。